なぜ無料で読めるの?マンガアプリの仕組みについて徹底解説!

こんにちは!ザマンガ編集部のユウキです。

昨今では非常にマンガアプリが流行っているのも感じます。

多くの企業がマンガアプリをリリースしていて、マンガアプリの数は30以上にもなっています。

しかも、そんなマンガアプリのほとんどが制限付きではありますが、無料でマンガ作品を読むことが出来るんですよね。

無料で読めるのは読者として申し分なく嬉しい事なのですが、

「何で無料で読めるんだろう?」

とマンガアプリの仕組みについて気になりませんか。

今回はどうやってマンガアプリは利益を上げているのかという疑問に答えるためにマンガアプリの仕組みについて徹底解説したいと思います!

 

マンガアプリのビジネスモデルは3つ


まず、マンガアプリがどうやって利益を挙げているかという仕組みについて解説します。

マンガアプリのビジネスモデルについては大きく3つに分かれます。

  • ゲームアプリで定番の「F2P」モデル
  • アプリでは定番の「広告」モデル
  • コンテンツを他メディアに展開するなどの「IP(知的財産)」モデル

の3つに分かれているんですね。

これらのビジネスモデルを全て取り入れているマンガアプリもあれば、1つのビジネスモデルに特化したマンガアプリもあります。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

ゲームアプリで定番の「F2P」モデル


F2Pというのは「Free to Play」の略称です。

日本語に言い直すと「基本無料で課金要素有り」の事を指しています。

ゲームアプリだけでなく、ほとんどのアプリで取り入れられているビジネスモデルです。

マンガアプリでは、

「1日に数話は無料で読めるがそれ以上読みたい場合はポイントを課金で購入する」

という仕組みが多いですよね。

「先が気になって課金してしまう」

という方も多いのではないでしょうか。

作品のエピソード1つ辺り、20円〜50円程度で読む事が出来てしまうので、思わず少額ながらも課金してしまうんですよね・・・。

こういった少額の課金で楽しむ事が出来るという点はもしかするとマンガアプリはゲームアプリよりもF2Pモデルに合っているのかもしれません。

 

アプリでは定番の「広告」モデル


広告モデルもマンガアプリだけではなくニュースアプリや動画アプリなどで良く見かけますよね。

マンガの最終ページやタブに表示されている事が多いです。。

また、多くのマンガアプリで取り入れているのが「リワード広告」です。

リワード広告とは、マンガアプリ内で紹介されているサイトを会員登録したり、ダウンロードする事でユーザーが報酬を得られるタイプの広告の事です。

ユーザーもポイントが獲得できて、広告主も宣伝に繋がるという事でほとんどのマンガアプリで採用されています。

それ以外にも、最近多いのは「動画広告」です。

動画広告を見る事でポイント獲得出来るといった内容が多く、こちらもかなりの宣伝力があるように思えます。

広告をアプリ内で掲載し、広告主から掲載料を貰う事で収益を上げるのが広告モデルです。

 

コンテンツを他メディアに展開するなどの「IP(知的財産)」モデル


IP(intellectual property)モデルは少し分かりづらいですが、「知的財産」の事を言います。

オリジナルのコンテンツを創り出して、アニメやゲームなどの他メディアへの展開を狙うというものです。

ゲーム化やアニメ化をする場合はゲーム会社やアニメ会社はその作品の許可を貰うために「使用料」を支払う必要があります。

そういった使用料を得る事を目的としたビジネスを「IPモデル」と言います。

IPモデルでは使用料が得られるだけでなく他メディアへ露出する事により原作とも言えるマンガ作品の収益にも繋がるんですよね。

こういったIPモデルを実現するために、多くのマンガアプリではそのアプリでしか読む事の出来ないオリジナル作品を多数掲載しています。

DeNAが運営する「マンガボックス」で連載中の人気作品「恋と嘘」はアニメ化、実写映画化までになったマンガアプリのIPモデルの代表例です。

 

マンガアプリの収益はかなり高い


「この3つのビジネスモデルで儲かるの?」

というのは疑問にあると思います。

しかし、実際はかなりの収益を挙げているんです。

App Annieの記事を参考にしてみると、2017年のゲームアプリを除いたアプリ収益ランキングを見てみるとTOP30には9個ものマンガアプリがランクインしています!

しかも、これが3つのビジネスモデルの内のF2Pモデルだけだという事も重要です。

広告モデルやIPモデルまで合わせると、かなりの収益を期待する事が出来ます。

そういった背景から2014年ぐらいからマンガアプリが出始め、今では30を超えるマンガアプリが様々な企業からリリースされているんです。

「集英社」「講談社」などの出版社を初めに「DeNA」や「pixiv」など出版社ではない企業も参入しています。

一部を無料にしていても、十分に利益を挙げられているという面からマンガアプリではマンガ作品を無料で楽しむ事が出来るのです。

 

中にはF2Pモデル主体ではないマンガアプリも


F2Pモデルというビジネスモデルでかなりの利益を挙げているマンガアプリですが、中にはF2Pモデルが主体ではないマンガアプリもいくつかあります。

コミックスマートが運営する「GANMA!」とサイゲームスが運営する「サイコミ」です。

この2つのアプリに共通して言える事は

「制限なく無料でマンガが読める」

という事です。

ほとんどのマンガアプリは無料で読めても「1日何話まで」と制限が設けられていますが、この2つのアプリは制限なく無料で読めてしまいます。

なぜ無料で読めるのかはそれぞれ理由があります。

広告モデル主体の「GANMA!」


GANMA!アイコン

GANMA!でも「プレミアム会員」という有料会員のサービスがありますが、プレミアム会員では先読みが出来るというぐらいしか一般会員と違いがありません。

無料でも何不自由なく楽しむ事が出来てしまいます。

GANMAでは広告主体に戦略を取っています。

広告主体だからと言って、マンガを読んでいる最中に大量の広告が表示されるといった事はありません。

面白い機能が

「広告を見る事によって作者を応援出来る」

機能があります。

その広告で得られた収益の一部が作者に還元されるという機能で多くのユーザーから支持を集めていました。

こういった施策を取る事でユーザーにストレスなく広告を見てもらうという広告戦略を取っている事で、GANMA!利益自体も順調に伸ばしているようです。

GANMAについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧下さい。

↓↓↓

完全無料マンガアプリ「GANMA!」とは?オススメマンガ・特徴・口コミ・評判について徹底解説

IPモデル主体の「サイコミ」


サイコミ ロゴ

サイコミでは全く課金要素がありません。

また、広告も一切出していません。

完全無料で広告無しのマンガアプリそれがサイコミです。

サイコミなぜ無料なのかというと、連載作品の中にはサイゲームスが運営しているスマホゲームのコミカライズ作品もあり、そのゲームのプロモーションにも繋がっているからです。

さらに、オリジナル作品では単行本化もしており、単行本でしか読めないエピソードを追加している事で単行本の売上も好調なようです。

1つの作品をゲーム、マンガ、アニメ、ドラマなど様々なメディアに展開する事で利益を上げるという戦略となっています。

「ふたりモノローグ」というサイコミ発のオリジナル作品は「AbemaTV」で実写ドラマ化もされました。

この辺りはサイバーエージェントグループという企業だからこそ取れる戦略ですよね。

サイコミについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事へ!

↓↓↓

[2018年版]サイコミの特徴や口コミ、評判を徹底解説!オススメマンガも紹介!

 

実は韓国企業も多く参入している


意外なのが韓国企業が多く参入しているのもマンガアプリ市場の特徴です。

LINEの「LINEマンガ」NHNが運営する「comico」Kakaoの「ピッコマ」NAVERの「XOY」と実に4つのマンガアプリが韓国企業が運営しているんですよね。

特徴としては、韓国発のマンガ作品を日本用に修正した作品を掲載している事が共通して挙げられます。

他のマンガアプリと差別化を図るためにこういった施策は面白いですよね。

特に最近盛り上がっているのは「ピッコマ」です。

2017年のアプリ収益ランキングでも11位にランクインするなど、開始して2年ながらも成長速度が凄まじいですよね。

 

マンガ家の環境もマンガアプリによって変わりつつある


マンガアプリが出てきた事によって、マンガ家の環境も変わりつつあります。

昔は、マンガ家になるためには出版社に作品を応募して賞が貰えれば連載や持ち込みしてOKを貰えたら連載など中々狭き門だったんですよね。

しかし、今では様々なマンガアプリでオリジナル作品を出すために、マンガ家を募集し育成するという事が行われています。

こういった事からマンガ家になる道が広がりつつあるなというのは感じます。

さらに、読者の評価もコメントでダイレクトに知る事が出来たりとより読者との距離も近くなっているんですよね。

報酬も単に単行本の売上だけでなく、アプリ内の人気によってインセンティブが貰えるといった方法も取っているマンガアプリもあるので、マンガ家の環境が昔とはかなり変わって来ていますよね。

これから、マンガ家を目指す様な子供が増えるのではないかなと思っています!

 

まとめ


いかがでしたでしょうか。

どのマンガアプリでも無料で読めるのはかなり嬉しいですよね。

これからどんどんマンガもっともっと盛り上がればいいなと思います。

マンガアプリの仕組みについて解説しました!

「マンガアプリ何を使ったらいいか悩んでいる・・・」

という方は以下のフローチャートで自分に合うマンガアプリを選んでみて下さい!

↓↓↓

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ユウキ

マンガ歴20年・マンガアプリ歴3年のベテランマンガ評論家。日々マンガを読み続けてマンガ知識を蓄積中。趣味はマンガとゲームと白米。好きな漫画は「幽遊白書」ザマンガ編集長。

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